在留申請オンラインシステムについて

先日初めてオンラインで申請してみました。

ご承知かと思いますが、念のために行政書士に係る部分を復習しますと、2022年3月16日から、オンラインシステムに登録した申請取次資格を持つ行政書士は、「短期滞在」と「外交」を除くすべての在留資格を対象に、認定証明書の交付申請から資格外活動許可申請までの7つの申請に関して、自身のマイナンバーカードによる個人認証で、パソコンからオンライン申請できるようになりました。(オンラインシステムのQ&AのQ2-14 参照

今回は、「日本人の配偶者」の在留期間更新許可申請だったので、準備は簡単でした。申請書に当たる所定のフォーマットに入力し、申請人の納税関係の証明書と、配偶者の身分関係の証明書合わせて5通と写真を添付して送信すれば、メールで受理証が送られてきます。在留カードは手数料4000円の納付と引き換えに、本人に郵送されます。

必要書類が揃っていて、フォーマット入力の「コツ」が分かっていれば、30分以内で申請は完了です。非常に生産性が高く、逆にいうと従来のような報酬は取れないという感じがしました。

しかし、問題があります。

  • 言うまでもありませんが、マイナンバーカードで個人認証ができる状態になっていなければなりません。そのためにドライバーソフトのインストールが必要です。
  • フォーマット入力システムに、いくつかの見過ごせない「くせ」があります。不具合とは言えませんが、「コツ」を知らないと永遠にエラーが出続けて先に進めません。他の官庁のオンラインシステム同様、発注者とベンダー(おそらくN社とかF社とかの)の後進性を反映しています。私はサポートセンターに3、4回電話をしてようやく理解できました・・・この分の報酬はとっていいと思います!
  • 添付できるファイルは、PDFのみで、しかも1ファイルだけです。添付書類は何通もあるのに・・・ZIP圧縮ファイルは添付できないのです。どうするか?Adobe Acrobat DCで複数のPDFを結合して1つにしなければなりません!Acrobat購入が必須となります。
  • 細かいことですが、重要な作業として、申請人の顔写真をJPEG形式で3×4センチに加工しなければなりません。

❷はともかく、他の3つには、いずれも行政書士に相当程度のITリテラシーが求められます。何事も紙とファックスと角印で事務を行っている現在の行政書士会は、周回遅れであることは否めません。それを疑問に思わない方々には、在留申請オンラインシステムは使えないでしょう。

私たち「埼玉外国人雇用お助け隊」は、そもそも申請取次サービスをお客様との「デジタルコラボシステム」で行うことを前提としていますので、普段からITリテラシーを高める研修に熱心に取り組んでいます。ご関心のある方は、一度ご連絡ください!(K)

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